東京都立立川高等学校(全日制課程)

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立川高校をめざす君へ


東京都立立川高等学校長  吉田 順一


 本校は、明治34年(1901年)に東京府第二中学校として創立され、今年で121年目を迎えています。そして、この秋、「創立120周年記念式典」を挙行いたします。現在、全日制課程の卒業生だけで3万2千名を超え、国内はもとより、世界の各方面で活躍しています。

 平成15年度から東京都教育委員会の進学指導重点校に指定を受け、その後も、再指定を継続して、その質的充実と、難関国公立大学への進学のための様々な取組を行っていきます。今年の春は、難関国公立大学(東大、京大、一橋大、東京工業大、医学部医学科)に現浪合わせて、26名が合格しました(うち現役14名)。また、東大・京大を除く旧帝大(北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大)に15名(うち現役9名)など、国公立大学(大学校を含む)に160名(うち現役122名)合格しています。


 さて、入学者選抜では、学力検査問題5教科のうち、国・数・英の出題は、自校作成となっています。進学指導重点校の主となる使命は、難関国公立大学への現役合格にあります。そのため、進学指導重点校の入試問題は、その将来性があるかどうかを判断するために思考力・判断力・表現力を問うものになっています。中学校での基礎・基本を基に、「総合的な思考力と応用力、確実で素早い判断力、しっかりした表現力」を確認します。そして、「あえて難しい問題に挑戦」という皆さんの意志が本校の期待する生徒像にあるように「入学後も意欲的に学習に取り組むことができる」「将来の進路実現に向けて、高い志を掲げ、継続して努力することができる」という期待に応えられる資質や可能性を持っているかを確認しています。

 また、推薦選抜において小論文を重視していますが、これは「将来のリーダーを育てる」という本校のミッションの実現を図り、「探究的な姿勢を持ち、自ら課題を見つけ、その解決策をみんなで見い出すような取り組みができ、何にでも興味を持ち、自分のこととして物事を捉えることができる」生徒像を基に一層充実した教育を進めるねらいに基づくものです。

 加えて、令和4年度から「創造理数科」が新設されます。この学科の推薦選抜は「特別選抜」になっていて、調査書、個人面接に加えて、口頭試問と(普通科とは異なる)小論文が課せられ、基準に満たない場合には定員内不合格もあり得ます。

 一方、学力検査では、「創造理数科」「創造理数科と普通科の併願」「普通科」のいずれかを選択して受検することになります。先に「創造理数科」の合格者を決定し、その後、「併願者」と「普通科」の志願者から「普通科」の合格者を決定します。すなわち、併願することで、万一「創造理数科」に不合格でも立川高校に合格するチャンスがあります。


 本校では、「予習を前提とした授業」を基本として、落ち着いた緊張感ある授業が進められ、総合的な探究の時間も活用して、全教員が指導に関わる等、面倒見のよい教育を展開しています。夏季休業中などの計画的な補習や講習は特に充実しています。また、放課後や土日なども計画的に講習が行われます。このことで、授業時間では不足していた学習を補い、応用力を磨くことができます。また、COVID-19感染拡大防止対策として、オンラインでの双方向授業も展開しています。


 そして、19の運動部と19の文化系部活動・同好会での活動が活発に行われています。さらに、学校行事や委員会活動も、企画・運営・総括に至るまで全てを「実行委員会形式」で生徒が自主的に取り組み、盛んに行われています。本校は、部活動や行事に燃え、何事にも果敢に挑戦し、高い進路実現を達成しようとする気概を持った生徒が集っています。また、2年連続で中止となった、80年以上の歴史を持つ伝統行事「臨海教室」も次年度は再開の予定であり、君の入学を待っています。


 是非、本校へ入学して、「自らを高めることのできる環境」を目指す高い志の実現に向け、努力を継続してください。また、伝統は守るだけでは駄目です。何にでも意欲的に取り組んで、「立高は未来に向けて進化します」の原動力となってください。一緒になって、新しい息吹を吹き込みましょう。